2013年10月17日

Firefoxのウィンドウが勝手に切り替わる問題の解決法

 Firefoxのウィンドウを複数開いているとき、たまに勝手にウィンドウフォーカスが切り替わることがありました。調べてみると、犯人はflashプラグインのようでした。

 問題の再現方法は
  1. Firefoxを起動する。このときスタートページはflashの使われていないページにしておく。
  2. 新しいウィンドウを開き、flashの含まれるページを表示する。
  3. 勝手にウィンドウが切り替わる。 
第一の解決方法として、 あらかじめ最初のウィンドウでflashの使われているページを開いておくという方法があります。しかし、内部的にflashが呼び出されたときに問題が生じるようなので、本当にこれで完全に問題が起こらないのか確信が持てませんし、いかにもその場しのぎな方法です。(追記あり:※1参照)

 第二の方法は、flashの保護モードを無効にすることです。Firefoxはこの保護モードと相性が良くないようです。私の環境では、この方法で、(少なくとも前述した再現方法では)問題が起きなくなりました。
 保護モードを無効にする方法はこちらです(ページの下の方にあります)。
 保護モードを無効にするとセキュリティは低下してしまいます。そのためAdobe社は推奨していないようです。もし、あなたが保護モードを無効にするならば、flashプラグインに対してFirefoxのClick to play機能を使うことをおすすめします。この機能は、許可したとき、あるいは許可したサイトでしかプラグインを実行させないというもので、これにより、セキュリティは幾分かマシになると思われます。

 この問題は根が深いようですが、早く修正されるといいですね。いずれ問題が修正されたら、保護モードは有効に戻しましょう。



(※1)こちらによると第一の方法でもきちんと問題を防げるようです。セキュリティを考慮すると第一の方法のほうが良いかもしれません。もしくはClick to Play per-elementを使って、flashをクリックしたときに限ってflashを起動するようにすればこの問題の影響を最小限にすることができるでしょう(flashをクリックするときだけ心構えをしておけばよくなる)。

(※2)Firefoxのplugin-containerを無効にしたらこの問題が起こらないのではないかと思ってやってみましたが、だめでした。

2013年10月10日

Windows8でELANのタッチパッドのオプション画面が真っ白になる現象の解決法

ここで紹介する解決法は
http://superuser.com/questions/514119/elan-smart-pad-empty-settings-window
を参考にしています。
レジストリを触るので注意してください。

解決法
まずドライバは最新にしておきます。
regedit.exeを起動します。(スタート画面でregeditと入力すると出ます)
起動したら
HKEY_CURRENT_USER\Software\Elantech\SmartPadDisplay
に移動して、右クリック→修正で全ての値を1にします。


完了したら、ファイル→エクスポートから、レジストリをエクスポートしておきます。


エクスポート範囲が図の通りであることを確認して適当なところに保存します。
完了したらregeditのウィンドウを閉じます。

これで、白紙だったオプションが無事に表示されるはずです。スクロール方向を変えるなど、いろいろな設定が可能になります。
オプション画面は若干不安定で、スクロールしていると落ちることがありますが、設定はできると思います。

一度オプションを出して閉じ、もう一度出すとまた白紙に戻っていますが、保存したregファイルを実行すれば、また表示できます。

2013年9月26日

クリエイティブコモンズの作品の著作者クレジットを表示する方法

2015年8月6日追記: CCライセンス・バージョン4.0の日本語版が公開されています。少し調べたところクレジット表記に関わる条文は変更されていますが、条件を緩和する方向での変更のようです。(厳密に確認してはおりません)もしそうだとすれば、本記事に従ったクレジット表記はバージョン4.0においても有効であると考えられます。ただし、筆者は法的責任は負いかねますので、自らの責任でライセンスを遵守していただきますようよろしくお願いします。

クリエイティブコモンズの作品の作者のクレジット表記をどうやってするか迷っている人のためのガイドを翻訳してみました。これはクリエイティブコモンズ・オーストラリアの記事の非公式抄訳です。意訳を多用しており、翻訳の正確性は保障しかねます。

クリエイティブコモンズライセンスの作品の著作者クレジットを表示する方法

すべてのクリエイティブコモンズライセンスは、作品の利用者が著作者のクレジットを表示することを義務付けています。これはオーストラリアの著作権法の下でも必要事項です。つまりは、すべての適切な著作権情報を提供するだけでなく、常にあなたが利用したクリエイティブコモンズ(以下CC)作品の著作者への謝辞を付ける必要があるということです。

CC作品の利用者にとって、クレジットの表示は難しい作業の一つです。このガイドはCC作品の著作者のクレジットをあなたが確実に、最も良い方法で表示できるように書かれたものです。

2013年9月24日

Windows8の個人的良い点・問題点

Win7から乗り換えて、2か月ほど使った上での感想です。

良い点(嬉しかった順)
  • ピクチャパスワードや、4桁のPINコードでログイン可能。ユーザのパスワードを短くするのは不安があるから、パスワードは長いままでログインを簡単にできるのがいい。
  • デザインが好み。 フラットデザインが採用され、全体的にシンプルで私は良いと思った。7のスタートボタンがあまり好きでなかった私にとってはスタートボタンが無くなったことも嬉しい。
  • メールの通知機能。メールアプリでGmailにログインすると、新着メールをトースト(画面右上のボックス)で知らせてくれる。X分ごとに確認しに行くだけでなく、着信したら即座に通知する設定もできる。しかし、メールアプリが通信できなくなる不具合が何度かあり、しかもいつの間にか治っているのが不思議。もう少し安定してくれたら…。
  • Windowsストアアプリが使える。前述したメールのほか、ニュースアプリは新聞感覚で読めて、ブラウザで読むより読みやすい。「エイッとウォーズ」など、サードパーティーのアプリも面白いものがある。マインスイーパがとても進化している。
  • スタート画面で打ち込み始めると即座に検索が始まり、起動するソフトの候補が出るのでランチャのように使える。十字キー移動でファイル検索にもシフトできる。
  • 起動がかなり高速化されており、セッションをリセットしたいために、休止状態やスタンバイを好まないユーザにとって便利になっている。
  • タブレットを意識した操作性についても、慣れれば問題なく使える。

問題点(気になった順)
  • メールアプリの通信の不具合(前述)。
  • ユーザにMicrosoftアカウントを紐付けないとストアアプリがほとんど使えず、 Microsoftアカウントを取得せざるを得なくなっている。OSをアカウントと関連づけることについては、プライバシーを懸念する人もいるだろう。
  • 細かい操作性が気になるのと、カスタマイズしにくいこと。これはWindows8.1で改善されるだろう。
全体としては、アップグレードして良かったと思う。

2013年9月23日

Acer Aspire Timeline X 3830Tで無線LAN(Wifi)がたまに切れる問題の解消法

 Acer Aspire Timeline X 3830Tを使っていると、たまに無線Lanの通信が切れてしまうことがありました。
 そこでワイヤレスアダプターの設定を最大パフォーマンスにすると、この問題はなくなりました。
 しかし、いつの間にかこの設定が省電力(高)に戻ってしまう現象に悩まされました。
 結局のところ、 Acer PowerSmart Managerが設定を変えてしまっていたようで、CCleanerなどでPower Managementのスタートアップを停止すると、この現象もなくなりました。